エンジニアはなぜスキルシートを書かなければならないのかがわからずに悩む人も大勢います。スキルシートを書かないと転職は難しいと言われていますが、スキルシートがエンジニアにとって重要な理由は、人材価値を伝えるツールになるからです。
エンジニアは非常に専門性が高い技術職なので、相手にスキルを理解してもらうのが困難になりがちです。同じ分野のエンジニアだったとしてもどのくらい高いレベルなのかを正しく評価できないことがあります。
特に一般的な履歴書に記載されるようなプログラミング言語の名称、開発環境の名前などを見ても、どのくらい現場で活躍できる可能性があるかを推し量るのは困難です。
高度な技術を持っているエンジニアだからこそ、自分の価値を正しく理解してもらえるようにするのが大切です。スキルシートは実際に従事した業務と、一般的なスキルの名称を関連付けることができるツールになります。単語を書いただけでは伝わらないエンジニアとしてのスキルを詳しく説明することができるため、書類選考の時点で期待できる人材かどうかを判断してもらうことが可能です。
エンジニアとして何ができる人材なのかを伝えることも、特定のスキルに関して持っている強みをアピールすることもできるのがスキルシートのメリットです。高い人材価値があっても相手に理解してもらえなかったのでは採用してもらえません。スキルシートを書くことでエンジニアは相手の理解を得られるようになります。(※今回参照したサイト:エンジニアに今や必須の<スキルシート>活用法)