会社員のエンジニアと異なり、フリーランスの場合には自分で案件を見つけて受注しなければ収入がありません。ですが案件に応募したからといって、必ず採用されるわけではなく、ほかの応募者と比較して依頼者側は外注する相手を決めます。
依頼主側が外注先を決める基準としているのがスキルシートです。スキルシートは、フリーランスのエンジニアにとって自分をアピールする大切な場所です。自分の良いところをアピールすることで、案件を受注できる確率をあげられます。
ではスキルシートで自分をアピールするためには、どのような点に注意したらいいのでしょうか。
ポイントの1つとなるのが、自分の経験してきた仕事はすべて書くことです。関わった案件が多いと、少しぐらい省略しても問題ないと考える方もいます。しかし担当してきた業務内容というのは、すべてが自分のアピールポイントにつながるものです。
そして忘れてはいけないのが、経験してきた仕事内容だけではなく、自分の役割も合わせて書くという点です。特にリーダー的な役割で関わったものは大きなアピールポイントになるので、しっかりと記載しましょう。
またアピールにつながるスキルシートの作成では、応募先に合わせた書き方をするのも1つの手です。応募する案件によって、どのような人材を求めているかは異なります。募集要項などを確認し、その内容に合わせたアピールポイントを中心にした構成に変えることで案件を受注できる可能性を高められます。